[マガジンVol.26]被災地だから伝えられること

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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3月31日、「相馬野馬追2011 / 2012」(野馬追MOVIE制作委員会主催)の上映会とトークショーがスタジオ・ナカノバで開催された。これは、千年の歴史を誇る福島県相馬地区の伝統行事・相馬野馬追を地元のさまざまな人たちがスマートフォンなどで撮影、編集したもの。上映後の講演会では、いわきから駆け付けた湯本第二中学校の澤井校長(当時)から語られる現地や子どもたちの様子に、参加者は熱心に耳を傾け、メモを取る姿も。東日本大震災から2年が経ち、東京に足を運ぶたびに被災地が忘れられたと感じるが、「これからも、いわきから発信し続けます」と澤井校長の言葉は襟を正される。小さな言葉も受け止め、ひとりでも行動できる人でありたい。

[マガジンVol.26]旅立ちの春、初めての卒業生!

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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うららかな日和の3月13日、中野健康医療専門学校の卒業式が中野サンプラザで行われた。初めての卒業生7人は、鍼灸治療院の勤務や独立開業するなど目標としていたそれぞれの道に進む。「先生や在校生を含む34人が出席。みんなで写真を撮ったり、アットホームな雰囲気でした」と広報の坂本さん。同校は、4月で創立4年目。少人数制で働きながら学ぶ学生が多く、先生との距離も近い。都内で鍼灸専門学校は約20校あり、手に職を!と鍼灸師をめざす人は増えているという。中野で学んだ鍼灸師の卵たちが、活躍することを願って!!

[マガジンVol.26]芸術の可能性を考える1日に

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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 「アール・ブリュットフォーラム」(社会福祉法人愛成会主催)が2月16日、中野セントラルパーク・コングレスクエアで行われた。「人の無限の創造力を探求する」をテーマに、さまざまな可能性を秘めているアール・ブリュットについて、専門家、実践家などの講演。文化とつながることで、地域や人びとの魅力が引き出され、豊かな生活を送りはじめた一例なども披露された。当日は、強風の中100人近い参加者が訪れ、質疑応答も盛んに。中野に少しずつ根付いてきた、文化の香り。

[マガジンVol.26]今年も盛況、新井薬師・梅照院「節分会」

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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 2月3日、立春の前日に全国で行われる節分行事。中野で節分と言えばやっぱり新井薬師・梅照院の節分会。毎年、力士やスポーツ選手、俳優、落語家など梅照院にゆかりのある著名人をはじめ、地元商店街の関係者や年男・年女などが多数参加して盛大に開催される。今年もサンモール、ブロードウェイ、薬師あいロードを練り歩き福豆を配っていった。そして実は今回、僭越ながら我がおこのみっくすマガジン編集長が一行の仲間入りをさせていただきました。その感想は…「揃いの羽織を着てサンプラザ前から梅照院の道すがら、随分いろんな方にお声をかけていただきました。“社長 ! ”の声に振り返ればいつもの小料理屋の女将さん、“藤原さん ! ”との呼び掛けに顔を向けるとNPOで知り合ったボランティアのお兄さん。福豆をあちこちで配り歩くはずが、あっという間になくなり手持無沙汰で梅照院へ。今回、区民の目線を受けて、ひとしきり新井薬師・節分会の偉大さを感じた一日でした」。読者の皆さんに、そしておこのみっくすに、福が舞い込みますように!!

[マガジンVol.26]できることから震災募金を… 身近な材料で作った「てぬぷきん展」

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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布ナプキン(生理用や尿漏れ用)を手縫いで作り、収益を震災募金している団体がある。3.11を機にテヂカラバクハツプロジェクト「tete」を立ち上げた田中はる枝さん(北海道在住)が賛同者と作った布ナプキンは1000枚以上だ。3月9・10日に東中野ポレポレ坐で「てぬぷきん展」を開催。田中代表の娘・実穂さんにレポートしてもらった。 『これは何に使うもの?…との質問への回答に驚く人もいましたが、使用者から感想やコツなどを聞いて情報交換したり、ご年配の方が「老後は使用することになるわよ~」と笑顔を見せたり。願いや希望や思いやりといった様々な思いが、一つの空間に集まったようでした。イベントを通して、女性の生理や使い捨て用品に対して、今まで関心を持たなかった人の心に少しでも何かの種を蒔けていたら幸いです。今回、カフェのあるポレポレ坐さんで開催できて幸運でした。終了後、代表が福島県三春町を訪れ、義援金と布ナプキン200枚を届けて来ました。今後は子どもたちの甲状腺検査の費用として寄付できるよう活動を続けていきます。(テヂカラバクハツプロジェクト・田中実穂)』

[マガジンVol.26]新しい自治を進めるワークショップ 若者と年配者の交流、はじまる!

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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  「中野を元気にしたい」「街づくりに貢献したい」と区主催の基本構想区民ワークショップ参加者を中心に、「新しい自治を進めるワークショップ」を2004年に設立。以来8年間、哲学堂プロジェクトと称して、積極的に地域活動に携わる高齢者たち。一方、「いま中野がおもしろい」とこの町を拠点にNPOや地域貢献活動を行う若者も。「意見交換したい!」とスマイル中野に集まった総勢12人。諸先輩達の苦悩や活動プロセスに耳を傾ける若者達。彼らの活動に驚き、目を細める年配者達…と話は尽きず。次回は4月20日(土)開催へ! 「私は79歳です。今日はとても嬉しい!若返りました。ありがとう」と参加者のひとり須藤さんの笑顔。中野の明日を感じる交流会だった。

[マガジンVol.26]ふれあい交差点

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

新しい自治を進めるワークショップ若者と年配者の交流、はじまる!

できることから震災募金を…身近な材料で作った「てぬぷきん展」

今年も盛況、新井薬師・梅照院「節分会」

芸術の可能性を考える1日に

旅立ちの春、初めての卒業生!

被災地だから伝えられること

あいロード商店街が、カラフルなキャンバスに!!

[マガジンVol.26]シリーズ第4弾こしだ歯科・編集部レポート

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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こしだ歯科医院では、患者さんの要望に応じて、随時往診を行っています。週に1~2回、医院前の通所介護施設「ふくろうサロン」も往診場所のひとつ。今回は、サロン利用者さんの診察模様をレポートします!

ふくろうさんとこしだ歯科 
「ふくろうサロン」は、2009年沼袋にオープン以来、周辺に住む高齢者が利用する通所介護施設。お茶を飲みながら、懐メロを聞いたり、折り紙を折るなど、みんなで自由な時間を楽しむ場所になっています。足腰が弱くなり歯医者に通院できない利用者さんに応えて、越田先生が往診をはじめて早4年。そのひとり古市利律子さん(89歳)は、今まで使っていた入れ歯が合わず、1年前に越田先生に相談。以来、サロンを利用するたびに、入れ歯の具合を見てもらっているそうです。

痛くない入れ歯って…あるの!?
昼下がり、サロンにやってきた越田先生。「古市さん、こんにちは~。お加減どうですか?」少し耳が遠い古市さんに大きな声で話しかけると、「まぁまぁ…かしらね」とゆっくり答える古市さん。越田先生は、入れ歯の当たり具合を見ながら機械で削って調整する。入れ歯が合わないと、歯ぐきに当たって痛い。食事もおいしくない。口さえ開けたくなくなる…。 「イタイ!イタイ!」という古市さんの声にはじまり、越田先生は耳を傾け、新しい入れ歯を作っていく。口が開かなくなっていた古市さんの筋肉をほぐして、型を取り、噛み合わせを何度も確認。歯を並び換えて歯科技工士と相談して、仕上げる。その手間と時間は、通常の倍以上。噛める入れ歯がない場合、どうしても手間がかかってしまう。

真っすぐ噛めば、ずれません!!
口を開けると落ちる入れ歯もあるそうだが、自分に合う入れ歯を作ってもらい、調整しながら慣らしていけば、好きなものを食べられるようにも。口を広げて笑うことも!!「真っすぐ噛めれば、入れ歯は意外とはずれません」と越田先生。笑顔の古市さんを見ながら、たかが入れ歯ではないと実感した1日。 往診螁もこしだ歯科へお気軽にお声かけください。


【ふくろうサロン】
中野区沼袋4-27-16サンシティ1F
TEL03-6904-2936 月曜~土曜


▲ふくろうサロンの代表・落合さん(写真左)
こしだ歯科の患者でもあり、10数年来の付き合い

[マガジンVol.26]写真で綴る●オリーブはばたきバスツアー

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-15

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いわきの春がめぐってきました!初めての被災地
~心じんわり、1泊2日ボランティア紀行~

オリーブのはばたきプロジェクト・第5弾!「いわきの春をめぐる オリーブバスツアー」。天気にも恵まれた3月9・10日、総勢23人で行ってきました!写真で綴る福島・いわきと中野の交流模様をご紹介します!!


今回は、成長したオリーブの幹の支柱とひもを交換。「ゆるすぎず、きつすぎず。ひもは、幹に交差させて結んでください」いわき・舟生さんの説明を聞く

 

   

   

   

   

   

   

 ★今回のバスツアーにご協力いただいたみなさま
■いわきいきいき食彩館 スカイストア ■ガーデンショップ はーべすと(いわき市) ■和光園(中野区鷺宮)
■福島県いわき湯本温泉 古滝屋 ■アサヒビール株式会社 ◆旅行企画・手配/東京ナイストラベル(株式会社宮園福祉)

 

「花と緑の祭典」でオリーブ挿し木ワークショップを行います!
日時:5月18日(土)12:30~13:30
場所:四季の森公園(中野区中野4-13)
定員:30人 ※先着順のため、予約ができません。
 当日は、お早めに受付でお申し込みください。
 (開始1時間くらい前までに受付を済ませたほうが確実です)
参加費:500円 (オリーブの枝、土、鉢、軍手、資料等はご用意)
講師:和光園 早舩さん、いわきオリーブプロジェクト研究会メンバー
◆問い合わせ:03-5340-3968 オリーブのはばたき事務局(おこのみっくす編集部)

[マガジンVol.26]逸品グランプリ2013●ラリー物語●

| カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2013-04-14

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満腹!満足!!新チャンピオン大澤さん■虎の巻■
食べて歩いて!太っても食べ続けた!!

「食べて歩く」。大澤宏之さん(50歳)のラリーは、このひと言に尽きる。2013年1月11日からスタートした2次審査・実食ラリー。昨年は84店・6位だった大澤さんは、今回198店を制覇して見事ラリーチャンピオンに輝きました。一体、何がそこまで大澤さんを駆り立てたのでしょうか?どのように198店を制覇したのでしょうか?さまざまな疑問が渦巻く中、大澤さんを徹底解剖すべく、おこのみっくす編集部では取材を敢行しました。涙あり!?笑いあり!!大澤さんの満腹39日間をのぞいてみましょう。

     

【作戦その1】
平日と週末の使い分け!
会社員の大澤さんには、ラリーをめぐる時間が限られています。平日夜は、仕事を終えて帰宅前に3~4軒をめぐり、そのうち1つは、テイクアウト可能なメニューを持ち帰り!週末は、中野を歩いて縦横断しました。そうです、あの成人の日の大雪が降る中でも9軒めぐったツワモノです。最多の日で20軒!なんと20数キロを歩いたとか。

【作戦その2】
次の店は、離れた場所へ!
たくさんラリーをめぐりたい。でも太りたくない。それなら、「バスや電車は使わずにすべて歩いてめぐろう!」と決めた大澤さん。もともとウォーキングは趣味みたいなもの。1軒食べたら、次はお腹が空くほど離れた店をめざして歩く。こんなに歩く大澤さんですが、実は方向音痴…という新たな事実が。やっぱり、ガイドブックは必需品ですね!

【作戦その3】
奥さんも味方に!
ある日突然、「しばらく夕飯は要らない」と宣言した大澤さん。ふくよかになって深夜帰宅が続き、奥さんに問い詰められた。逸品グランプリのラリーをやっていることを告げ、2013年は今しかない。50歳の記念にできるだけめぐりたい。来年は行きたい店だけに絞る…などさまざまな理由で奥さんを説得。以後、週末はふたりでラリーをめぐり、強力な助っ人に!! 

【作戦その4】
翌日の昼ごはんも逸品!
ラリー中の大澤さんの昼ごはんは、テイクアウトした逸品メニュー。会社で食べていると、みんな知ってか知らずか誰も何も話しかけてこなかったそうです。しかし、イーストサイド・旨めぇもん屋きゅうの「若鳥半身揚」をかぶりついた時は、さすがに「大澤さんのお昼って、豪華ですね!」やっぱり、みんな見ていたのね~

【ホントの虎の巻】
ラリーは止められない!?
強面に見えた店主、娘くらい若いスタッフとも、ガイドブックを持って行くと一瞬で打ち解けて会話が弾んだ。今回初めて行った「アキッチョ」は、テイクアウトして帰るつもりだった。扉を開けると「どうぞ、どうぞ!」と先客が席を詰めて、「これはおいしいよ」と隣席からおすそ分けがあったり、ついついお酒も進んでしまった。うれしい誤算。「去年も来てくれましたね!」と声をかけてくれたオザワ洋菓子店や藤吉郎など、1年ぶりの再訪を喜ぶ店のなんと多いこと。ラリーを通して、店とのやりとり、お客さんとも話すことが多くなり、「中野っていい町だな~」と思う瞬間が増えていった。これだから、逸品ラリーは止められない!?

 

ラリーチャンピオン賞
なんともハイレベル! BEST10!!

 1位 大澤さん(♂)198店制覇
 2位 有吉さん(♂)181店制覇
 3位 石邑さん(♂)165店制覇
 4位 西山さん(♀)143店制覇
 5位 堀越さん(♀)130店制覇
 6位 加藤さん(♂)127店制覇
 7位 永岡さん(♀)80店制覇
 8位 木村さん(♂)74店制覇
 9位 蓮見さん(♀)73店制覇
10位 志村さん(♀)66店制覇

★ラリーチャンピオンの皆さんには副賞として、3次審査進出店から無料ご招待等のプレゼント(上位6名)と、逸品オリジナル名入れスプーン、アサヒビールさんご協賛・ジャックダニエルを贈呈させていただきました。

ラリーチャンピオン2~10位の“中野の食の伝道者”が語るラリー回顧、印象的なメニュー


◆有吉さん:2011年、12年に続いての2位受賞で“2位の貴公子”の呼び声高い!?有吉さん。「ビストロ・ラウロ(本町)の魚介セット…あの値段であの味わいは圧巻。もっとたくさんの人に知ってもらいたい名店です」


◆石邑さん:驚異の新人!とラリー常連者から恐れられた石邑さんが遂にその姿を現した!期間中は、食生活を急速ギアチェンジ。「朝・昼は食べないで、夜に6~7店行きました。青梅街道を挟んだ2エリアには麺モノのメニューが多く、麺モノは続けて食べられましたよ。さすがにツユは半分にしておきましたが…。今回驚きの旨さだったのは、アットイーズ(上鷺宮)のプリン」


◆西山さん:女性TOPは昨年に続いて4位の西山さん。「寿屋豆富店(新井)の小がんもが猛烈に美味しいんですよ。何といっても、お店のお母さんがすっごくカワイイの!!ラリーの魅力は、お店の人と気軽に会話できること。行く先々で“前回はラリー4位だったんです”って思いっきり自分から話しちゃって(笑)。前回よりも楽しんで回れました」


◆堀越さん:逸品効果か!?立川市から中野に引っ越した堀越さんは、4位・西山さんの娘さん。母娘一緒にラリーを回った店も数知れず。「小さい頃からチーズケーキ専門店シュン(中央)が大好き!いつ食べても美味しいです。ラリー中、お店で大澤さんや有吉さんと偶然お会いしたかったなぁ~」。


◆加藤さん:普段から中野の飲食店を食べ歩いている加藤さんは、昨年9位から順位を上げて6位。「食趣工房すず木(中野)の手打ち十割蕎麦の旨さにビックリ。普通の居酒屋だと思って行ってみたら、予想を裏切る本物の蕎麦の旨さでした」


◆木村さん:常にラリー上位の座に君臨する木村さんは、毎回お子さん2人と共にラリーを回る。「子どもたちが楽しみにしているのでラリーはやめられません(笑)。特に人気なのは、8段ソフトクリームで有名なデイリーチコ(中野)。今年は鳥天うどんが出品メニューでビックリしました」


◆永岡さん:昨年10位からジャンプアップの7位。「おみやげ部門はアンファン.F(若宮)、食いしんぼ部門は花道(野方)がホント~に美味しいです。あ、こめんこ屋(本町)も捨てがたい!!」


◆蓮見さん:中野区内にお勤めの蓮見さんの職場では、公式ガイドブックが回覧されていたそう。「初めての参加で、各エリア1店ずつ行ったら終わりにしようと思っていたのが、妹と“これも美味しそう”なんて話して行くうちにいつの間にか73店に。レゲエの店員さんがいい味を出していたVESPERA,sFalafel and deli(野方)のラップロールが美味しかった」


◆志村さん:最近中野に越してきた志村さんは「いいお店を探すきっかけになるかも」とラリーに初参加。「ラーメンとかも好きだけど、ヘルシーなものを間にはさみたいから、キッチンそら(中央)の玄米と有機野菜たっぷりのお弁当はすごくありがたいメニューでした」