[マガジンVol.26]シリーズ第4弾こしだ歯科・編集部レポート

こしだ歯科医院では、患者さんの要望に応じて、随時往診を行っています。週に1~2回、医院前の通所介護施設「ふくろうサロン」も往診場所のひとつ。今回は、サロン利用者さんの診察模様をレポートします!

ふくろうさんとこしだ歯科 
「ふくろうサロン」は、2009年沼袋にオープン以来、周辺に住む高齢者が利用する通所介護施設。お茶を飲みながら、懐メロを聞いたり、折り紙を折るなど、みんなで自由な時間を楽しむ場所になっています。足腰が弱くなり歯医者に通院できない利用者さんに応えて、越田先生が往診をはじめて早4年。そのひとり古市利律子さん(89歳)は、今まで使っていた入れ歯が合わず、1年前に越田先生に相談。以来、サロンを利用するたびに、入れ歯の具合を見てもらっているそうです。

痛くない入れ歯って…あるの!?
昼下がり、サロンにやってきた越田先生。「古市さん、こんにちは~。お加減どうですか?」少し耳が遠い古市さんに大きな声で話しかけると、「まぁまぁ…かしらね」とゆっくり答える古市さん。越田先生は、入れ歯の当たり具合を見ながら機械で削って調整する。入れ歯が合わないと、歯ぐきに当たって痛い。食事もおいしくない。口さえ開けたくなくなる…。 「イタイ!イタイ!」という古市さんの声にはじまり、越田先生は耳を傾け、新しい入れ歯を作っていく。口が開かなくなっていた古市さんの筋肉をほぐして、型を取り、噛み合わせを何度も確認。歯を並び換えて歯科技工士と相談して、仕上げる。その手間と時間は、通常の倍以上。噛める入れ歯がない場合、どうしても手間がかかってしまう。

真っすぐ噛めば、ずれません!!
口を開けると落ちる入れ歯もあるそうだが、自分に合う入れ歯を作ってもらい、調整しながら慣らしていけば、好きなものを食べられるようにも。口を広げて笑うことも!!「真っすぐ噛めれば、入れ歯は意外とはずれません」と越田先生。笑顔の古市さんを見ながら、たかが入れ歯ではないと実感した1日。 往診螁もこしだ歯科へお気軽にお声かけください。


【ふくろうサロン】
中野区沼袋4-27-16サンシティ1F
TEL03-6904-2936 月曜~土曜


▲ふくろうサロンの代表・落合さん(写真左)
こしだ歯科の患者でもあり、10数年来の付き合い

[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Google Bookmarks
Share on Facebook

投稿日時 2013-04-15

カテゴリー Vol26, おこのみっくすマガジン

 この記事を見た人には、こんな記事もオススメ:

該当記事が見当たりません

この記事にコメントを書く

※名前はニックネーム可