コレクティブハウスに暮らしたい【中野チーム】の紹介

| カテゴリー Vol31, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2014-01-14

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一生の中で、他人と関わる暮らしもいいと思った
●岩本夫妻(20代中野在住・建設関係会社勤務)
「新興住宅街で育ちました。最近、実家に帰って挨拶するご近所さんがいないのは寂しいと思って。下町の雰囲気のある中野は、私たちにとても魅力的。住まいは、賃貸か分譲という選択肢だけではなく、コレクティブハウスという暮らしもあると考え始めました。この町で子育てしたい」

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周囲と協力しながら子育てする暮らしに期待
●藤村ファミリー(30代中野在住・中間支援NPO勤務)
「もうすぐ2歳になる息子と、できるだけ長く過ごしたい。共働きで、核家族の私たち。コレクティブハウスなら、周囲の人たちと協力して暮らせるのでは…という期待と希望があります。都心に近いのに、庶民的な雰囲気のある中野は気に入っています」

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第二のふるさとで、助け合いながら子育てしたい
●内海ファミリー(40代中野在住・舞台関係の仕事)
「大阪のベッドタウンで(夫)、地縁血縁を問わずに助け合う南九州で(妻)育ちました。中野は住みやすく第二の故郷だと思っています。近所のおじちゃん、商店街のおばさん、お隣さん…いろんな大人と接しながら、子どもがどんなふうに成長するのか、今から楽しみです!!」

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懐の深い中野で、地元暮らしを味わいたい
●飯塚さん(40代練馬在住・ソフトウエア会社勤務)
「祖父母の家がある杉並がしっくりきて、ずっと中央線沿線に住みたいと思っていました。社会人になって、渋谷、本郷など都内のあちこちに住んでも、生活という実感はあまりなくてどこも同じような。僕を受け入れてくれそうな中野で、地元の人たちと関わって暮らしてみたい」

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暮らしやすい町で、地域の拠点づくりを
●鷲野さん(40代練馬在住・編集校正者)
「以前は娘と住んでいましたが、独立したのをきっかけに。人や建物、緑など住環境や町のサイズがちょうどいい練馬や中野、杉並周辺に住みたいと思っています。単身でもファミリーでも、自分の生活を尊重して、地域の拠点づくりができそうなコレクティブハウスはとても魅力的です」

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「おはよう」「ただいま」のある家で暮らしたい!!
●広野さん(40代中野在住・医療関係に従事)
「自宅と仕事場の往復が続き、休日は疲れてひと言も話をしない生活に疑問を感じ始めました。『おはよう』『ただいま』と言って、答えてくれる環境で暮らしたいと思って。プライバシーは守りつつ、いいことも煩わしいこともあるのは承知して、コレクティブハウスを選びました」

◆「多世代の多様な人々が共に暮らす」住まいを提案!
NPO法人コレクティブハウジング社(CHC)[2001年2月〜]
「共に住む、共に生きる、共に創る」をテーマに、暮らしの中の多様なつながりによってコミュニティを育む仕組みを持つ住まいづくり・まちづくりを支援し、居住者と事業者をつなぐ。
【居住者に対して】コレクティブハウスを作る時、また入居後の自主運営を支援。
【事業主に対して】個人、企業などさまざまな事業主とパートナーシップを築き、運営をサポート。都内4カ所(日暮里、巣鴨、聖蹟桜ヶ丘、大泉学園)では、月に1回見学会を開催。現在、コレクティブハウスへの居住希望者は50人を超える。
■問い合わせ:NPO法人コレクティブハウジング社
豊島区目白3-4-5 アビタメジロ302  TEL:03-5906-5340
http://www.chc.or.jp/  Email:info@chc.or.jp

◆可能性大のコレクティブハウス!! ぜひ中野で実現を
「コレクティブハウスは、地域交流の場や町の活性化など、さまざまな可能性を秘めています。お互いが顔見知りだから、町の安全も確保できるというメリットも!! 実現すれば、中野では初めての試みとなります。不動産のプロの立場からも、魅力的なコレクティブハウスのお手伝いをぜひしたい」と松崎ハウジング・松崎大作専務。中野でマンションやアパートなどを所有する地主さん、オーナーさん。お気軽にお問い合わせください。
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■問い合わせ:松崎ハウジング
中野区上高田2-58-14 TEL:03-3385-5551
http://www.matuzaki.co.jp/

「コレクティブハウス」居住希望者が集結

| カテゴリー Vol31, おこのみっくすマガジン | 投稿日時 2014-01-14

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家族のような、お隣さん。ご近所さんとも、仲よしに。わたしの時間も大切に。
同じ屋根の下で暮らしたい人たちの物語が、これから中野で始まります。

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私たちは、一緒に暮らせる賃貸集合住宅を探しています
私たちは、10世帯ほどが暮らせるアパートやマンションなどの建物を所有する中野の地主さん・オーナーさんを探しています

■暮らし方=生き方
みなさんは、今どんな人とどんな「家」に住んでいますか?その暮らしに満足していますか?独身者は通勤に便利な都内のアパートやマンションを借り、子育て真っ盛りの家族は郊外に一戸建てを購入し、夢を追う若者は手頃なシェアハウスで短期間暮らす…など。年齢、家族構成、職業によって暮らし方は人それぞれ。暮らし方は、その人の生き方に反映しているのかもしれません。

■今ふう長屋暮らし
2013年12月の昼下がり、これから暮らす「家」についてワイワイガヤガヤ話し合う男女8人。彼らは、「コレクティブハウス」というものに住みたいと願い、できれば場所は中野がいいと口を揃える。耳慣れないこの言葉……一体なんぞや。「コレクティブハウス」とは、キッチンやトイレ・浴室を備えた独立した住戸に住みながら、ともに暮らす住人と共有スペースで食事をしたり、おしゃべりしたり。たまには、地元の人たちも行き来するカフェに早変わり!!住民同士や地域の人たちが、適度に交流し、適度に距離を置きながらほどよい関係を築いていく
「家」なのだ。賃貸型集合住宅ではあるけれど、それはほんの少し前、日本のあちらこちらにあった「長屋暮らし」の現代版とでも言おうか。

■みんなで決める!!
参加者は、核家族だけの子育てや隣に住む人がだれなのかを知らないなど、今の暮らしに疑問を持った人たちだ。できれば…ご近所さんと助け合って暮らしたい、地域の人たちと挨拶を交わし、商店街のおじさんと声をかけ合う仲になりたいと願っている。「そんな人間関係、面倒くさくない?」「プライバシーは守れるの?」さまざまな疑問や不安は、住民同士が話し合って解決していく。それが、コレクティブハウスの基本!! 彼らが住む「家」では、食事やそうじ当番など約束事はみんなで決める自主運営・管理なのだ。

■女性が生き生きと
「家事の分担で、女性が自分らしく生きる」1970年代から北欧ではじまったコレクティブハウス。そのよさを取り入れながら、日本の風土に合った多様な暮らし方を提案しようと、NPO法人コレクティブハウジング社(CHC)は2000年に設立。コレクティブハウスは、新築や既存のマンション・寮を活用して、住民が住みたい空間を考えていく。「共有のテラスで花や野菜を育てたい」「図書館みたいなスペースがあるといいかも」。ほしいもの、やりたいことなど自分の意見を言いながら、他の人の要望にも耳を傾ける。住む前から話し合いを重ねて、居住希望者たちは互いの考えに納得し、折り合いをつけていく。

■一緒に暮らしたい仲間
実は、2011年夏、中野・沼袋でコレクティブハウスにふさわしい物件が見つかり、居住希望者たちは「沼袋プロジェクト」として始動した。提案した企画も通り、2013年5月いよいよリフォーム工事へ!だが、事業主の事情によって、直前でとん挫。「本当なら、年末はみんなで暮らしていたはず…」とだれもが思う。プロジェクトは「中野チーム」と名を改め、その後も月1、2回の打ち合わせをするが、思うような物件は出てこない。途方に暮れたメンバーは、CHCを介して編集部に相談を持ちかけてきた。

■実現すれば中野初!
「中野チーム」は現在12人。家族でもなく、友だちでもなく、“暮らし”でつながる仲間だという。あとは、彼らが一緒に暮らせる「家」を探すこと!! 「複数の世帯が住めるマンションやアパートがあれば、ぜひ声をかけてほしい。場所が中野ならすごくうれしい」と、沼袋プロジェクトから関わるCHCスタッフも、どうにかして支援したいと思う。不動産のプロとして松崎ハウジングも協力しようと立ち上がった。この古くて新しいライフスタイル「コレクティブハウス」が実現すると、都内で5番目、中野初の試みとなる。

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