裏表紙●長谷川先生の健康メッセージ

酸素カプセルの部屋・長谷川先生より健康メッセージ
~多くの方が100歳まで元気で生活できますように~

40歳が、身体のひとつの節目。しかし、節目だと気がつかない方が多い。ちなみに男性の厄年は42歳ですが、だいたい50歳あたりから何となく不安を感じて健康を意識する方が多いようです。男性は働き盛りの突然死や、女性はホルモンのバランスが崩れて更年期の症状が出始めるのもこの頃から。男女ともに身体の変調に早目に気付くことが大切です。

関節が硬くなり始めるのもこの頃。若い時分は、少しくらい骨格が歪んでも姿勢を整えたり自分で動くことによって元に戻りやすかったのが、40代からは、姿勢が悪くゆがめてしまったところや、いつも負担を掛けているところが悪いまま戻りにくくなってしまいます。アスリートは40歳を区切りに引退される方が多いですが、関節が硬くなって限界を感じることが要因のようです。

老化の原因に酸素不足が挙げられます。脳の酸素不足が認知症の症状を悪化させるとも言われ、年を取るにつれ脳にいく酸素量が減っていくことに起因します。関節にしても、酸素が足りず血流が悪くなると老廃物等が溜まりやすくなり、身体が動きにくくなる。酸素不足はあらゆる身体の不調を招きやすいのです。

酸素を継続して摂取し3カ月を過ぎる頃から、若さと健康を保つために大事な成長ホルモンが増加するとも言われています。不調を抱えて当院の酸素カプセルを利用される最初の1カ月は、週2~3回、2カ月目から週1回ぐらいを目安に入ることをオススメしています。最初の10回位はあまり変化を感じない方も多いのですが、実際に身体の中で変化が起きてくるのは10回目以降。継続されると、「身体がだんだん軽くなっていく」「体調が良くなってきた」「人間ドックの血液の数値が改善されてきた」など実感を伴ったお声をいただいています。

元気を取り戻そうと運動を新しく始める際には、それなりの準備が必要です。身体は急激な変化に非常に弱いので、できれば身体の専門知識のある方にまずご相談を。普段の姿勢や、身体に負担のない歩き方など、常に身体のゆがみを正すことを意識して動いていただきたい。皆さんが100歳まで元気でいられるように、身体の正しい使い方を多くの方にお伝えしていければと思っています。

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投稿日時 2015-09-15

カテゴリー Vol39, おこのみっくすマガジン

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