キネシオ接骨院 特集●なかの健康ライフ第4弾

沼袋の住宅街にキネシオ接骨院あり!

西武新宿線・沼袋駅の南口から徒歩3分、住宅街の一角に、知る人ぞ知る治療院「キネシオ接骨院」がある。キネシオとは、「キネシオテーピング」の冠。ちょっと聞きなれない名称だが、テレビのスポーツ中継で目にする、選手が脚などに巻いているテープ、それらの多くがキネシオテーピングだ。キネシオロジー(kinesiology=人体運動機能学)がその名の由来で、筋肉と同程度の伸びがあるテープを人間の身体の動き(筋肉)に沿って貼ることで、筋肉の伸びを制限し、痛みの緩和やケガ防止の要役を担う。アスリートにはなくてはならない絶対的なお守りだ。そんなキネシオテーピングを駆使し、人体のメカニズムを隅々まで知り尽くしているのが、くだんのキネシオ接骨院の加瀬剛先生なのである。おこのみっくすマガジンでは、シリーズでキネシオ接骨院を紹介していく。第1回の今回は、「初心者ランナー編」と題し、走り始めに患いやすい膝・踵の
痛みの治療を、おこのみっくすでもお馴染みの、土橋商店・土橋専務の実体験を元にレポートする。

多くの人に正しい治療を――沼袋の赤ひげ先生の熱視線治療
第 1 回〔初心者ランナー編〕
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“ 気絶安 ”が代名詞の中野の激安王・土橋商店の土橋さん。いつも明るく元気が旗印のイメージだが、最近心が折れかけたことがあったと言う。走ることが大好きな彼、好きが高じて毎朝毎晩のランニング量の度が過ぎたのか、ある日激烈な痛みが左足を襲った。2 軒ほど治療院に行ってみたが芳しくなく、いっそ走ることを諦めようかと思っていたそうだ。そんな時、ふとインターネットで辿り着いたキネシオ接骨院のホームページを見てビビッと閃いた。しかもそこは土橋商店とは目と鼻の先、藁にもすがる思いで門を叩いた。

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まずは受付で問診票に記入し、加瀬先生と対面。丁寧に土橋さんの症状を聴取しながら、どうして膝や踵に痛みが発動するのか、その原因と身体の構造を分かりやすく、そして熱く話してくれる加瀬先生の魅力にすぐに引き込まれた。同時に、「他の治療院とは何か違うかも?」と感じる。その直感は、実際に治療が始まって確信に変わった。

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「謎解きのように痛みの根幹を探り当てるのが喜び。その場しのぎの気持ち良さではなく、正しく根っこから治してあげたい」と話す加瀬先生の見立てでは、土橋さんの膝の痛みは骨盤の歪みが原因。まずは身体を横にして骨盤を押す。力はそれほど強くない。しかし、身体の構造を熟知した正確無比な施術によって、診療前とは打って変わって、明らかに膝を曲げた時の足の動きがスムーズになっている。

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続いて、紙コップで作った氷の塊を使って患部をアイシング。これが、とろけるような心地良さ。筋肉はゴムと同様に縮んでいるのが正常な状態で、炎症を起こすと中途半端に伸びたまま縮まない状態になってしまうそうだ。患部を冷やすことで老廃物の除去が進んで炎症を取り除き、
筋肉の収縮をスムーズにすると言う。氷は体温で溶けるため、凍傷を起こさず身体の深部にある筋肉を冷却することができるのも利点。次に、スラッカーという振動機器を使って筋肉に波動を加えて治療する筋スラッキング療法を。これまた超・気持ちいい ! あんなに硬くなっていた
ふくらはぎが、本来の柔らかさと適度な弾力をたたえているではないか ! 

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仕上げに加瀬流治療の代名詞・キネシオテーピングを施す。これが意外な感覚。「本当に貼っているの ?」と思うほど肌に馴染みつつ、貼り終えた膝から下の足が軽い。極端に言えば、まるで他人の健康な足をすげ替えたかのようだ。さらに治療はこれで終わらず、普段家でできるトレーニング方法も教えてくれる。走っても膝や踵に負担が掛からないようにするため、お尻にある中殿筋の鍛え方をレクチャー。加瀬先生の話を聞き、教えられ、やはり体幹を鍛えることが重要だと実感した土橋さんはチューブトレーニングを欠かさず実践し、また大好きなランニングを再開することができた。 

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―――実は、今や世界 30 カ国以上に広まるキネシオテーピングを 1980 年に開発したのは加瀬先生の父親・加瀬建造氏(現キネシオテーピング協会会長)で、加瀬先生自身も事務局長としてシアトルマリナーズやレアルマドリードなど名立たるチームのトップトレーナーにキネシオテーピング療法の指導を行ってきたが、現場で痛みに苦しむ人を直接助けたいと、3 年前、生まれ育った中野に開業した。患者のことを考え土日も診察し料金も低めに設定。「痛みを元から癒やす正しい治療を一人でも多くの人に知って欲しい。儲けは二の次」と笑う、赤ひげ先生を彷彿とさせるような大きな瞳が印象的だった。

キネシオ接骨院
〔住所〕中野区沼袋 1-8-8(西武新宿線・沼袋駅南口より徒歩3分)
〔電話〕03-5942-6773
〔診療時間〕月~水・金 11:00 ~ 14:00、16:00 ~ 21:00
      土日 9:00 ~ 12:00、13:30 ~ 17:00
〔休診日〕木曜・祝祭日
〔ホームページ〕http://kinesio-sekotsu.com/

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投稿日時 2014-08-04

カテゴリー Vol34, おこのみっくすマガジン

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